RIとロータリークラブ

国際ロータリー(RI)

  • ロータリー財団を併設
  • 理事会の構成:会長、会長エレクト及び17名の理事*(国際大会で選出:任期2年)の合計19名
    注* 理事は34の地域ゾーンから1年おきに選出。日本には3つの地区ゾーンが割り当てられている。
  • RI副会長と財務長(各1名)は必ず理事であること。
  • 理事以外の管理者:事務総長(RIの最高管理役員;任期5年以下)及び地区ガバナーのみ。
  • 「RIの国際大会」は毎会計年度の最後の3か月間(4-6月)においてRI理事会の指定する日時及び場所で開催。

地域ゾーン(District Zone)

  • RI理事会は世界各地のクラブを所属地区別に分類し、地区を地区ゾーン(現在34)に編成している。
  • 地区ゾーンの編成は会員総数、地理的境界、文化、経済、言語などを考慮し定期的に見直される。

地区(District)

  • 現在、世界に534の地区が存在し、うち日本には34地区が存在する。
  • 当クラブは第2750地区に所属。この地区は98クラブという大規模な地区であり、東京所在のロータリークラブ及びアメリカ(グアム、サイパン)、ミクロネシア連邦及びパラオ共和国のロータリークラブが所属。これら海外のロータリーグループはPacific Basin Group (PBG)を構成している。
  • 各地区には地区における唯一のRIの管理役員としてガバナーを置く。ガバナーは地区内のクラブによる所定手続きに基づき指名され、RI国際大会で選挙される。
  • ガバナーの役割:
    • 地区内クラブを公式訪問、クラブの状況を把握し適切な指導を通じロータリーの目的を推進。
    • 各クラブの特性や自主性を尊重し円滑なクラブ運営と発展を支援。
    • 上記の目的のため地区レベルにおける各種委員会等の執行体制を設置・維持する。
    • 毎年1回(2750地区の場合は10年に1回グアムで)地区大会を開催。

グループ

・地区は更にグループに分類される。当クラブは「山の手東グループ」(11クラブ)に所属。
・ガバナーは各グループに「ガバナー補佐」を任命。
・ガバナー補佐は所属グループの各クラブと密接な連絡、調整、支援を行う。
・グループ補佐はグループ内クラブの合同協議会等を定期的に開催し課題の検討、目標の推進、地区レベルの資源の提供によりクラブ運営を支援する。
・グループ内各クラブの合同例会等を開催し、会員の相互交流・親睦を促進。

ロータリークラブ

・ロータリークラブはロータリー活動の主体的単位。会長及び幹事により代表され、理事会がその最高管理主体。
・各ロータリークラブはRIの基本的理念や各年度のテーマを理解し、地区やグループとの密接な連携によりグローバル組織としての特徴を活かしつつ、当該クラブの地域特性や独自性に基づき活動を行う。