卓話概要

2026年02月24日(第1922回)
田中國智会員/勝間田秀和会員

イニシエーションスピーチ

★田中國智会員/不思議なご縁を感じて
 私の勤務先である株式会社ATI(旧アサヒトラベルインターナショナル)は1964年創立で大小約1万社くらいある旅行会社の中では今や30番目に古い会社となっています。
 私の本籍は鹿児島市、高麗町にあり、近所には大久保利通、大山巌等が住んでいたようです。その後、実家も引っ越したことで私自身はここに住んだことはありません。軍人が多い薩摩の国ですが私の父も例にもれず、帝国陸軍の軍人として出兵後、終戦後は自衛官となり、熊本から青森まで全国を転々として回りました。私も小学校だけで4回転校しました。その為幼なじみがおらず不安が残りましたが、中学、高校は鹿児島の実家に預けられ6年間の学校生活を楽しみました。東京の大学では文学部史学科を専攻し、旅行が好きだったためよく一人旅をしました。今では新幹線を使って6時間半で鹿児島まで行けますが、当時は東京駅から鹿児島駅まできりしまという急行列車を使うと、蒸気機関車だったような記憶がありますが約30時間かかりました。途中寄り道をしながら鹿児島まで往復した思い出が懐かしいですね。ゼミの教授から大学の後輩が海外専門の旅行会社をやっているので受けてみないかとの誘いがあり、入社試験を受けたところ、この会社に高校の先輩がいらっしゃり、是非入れと言われ、一言「はい」と返事をしたのが運の尽き?と言いますか、以来、この会社で50年以上になります。この西南ロータリークラブにも西尾先生という高校の先輩がおられ、何か節目に高校の先輩が現れる、という不思議なご縁を感じています。
 ロータリークラブの基本的な理念は社会や他者の為に行動し、地域社会へ貢献することと聞いております。私事で恐縮ですが、私が卒業した鹿児島にある高等学校の基本理念の一つにFor Othersという言葉があります。常にこの言葉の精神をもって行動しなさいという教えで、まさにこれはロータリーの精神と一致しているのでは、と再認識した次第です。
 当クラブとのご縁と言えば、弊社の創立者・郡司亮一が堀越幹事のお父様・堀越克明先生のお誘いを受けてロータリーに入会させていただいておりますので私で二人目という事になります。これからクラブの皆様とご一緒にいろいろな活動を行っていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします

★勝間田秀和会員/ロータリーの理念は私の価値観と重なる
 私は静岡県御殿場市生まれです。県立高校を卒業後、サラリーマンとして就職しましたが、わずか1か月で退職してしまいました。
 その後、神奈川県の内装工事会社にご縁をいただきました。現場では先輩方に厳しくも温かくご指導いただき、少しずつ技術と経験を積ませていただきました。
 5年が経った頃、自分の責任で仕事がしたい、お客様にもっと近いところで価値を提供したい、という思いが強くなり独立を決意し、有限会社中勝を設立しました。
 会社を設立した翌年、結婚して私生活でも大きな節目を迎えました。同年、長男が生まれ、2年後には次男も生まれ、家族が増えました。
 家族は、仕事がうまく行かないときも、悩んでいるときも私を支えてくれました。どんなときでも帰る場所があることが、どれほど大きな力になるかを何度も実感しました。この場を借りて、妻に感謝を伝えたいと思います。
 子供たちが成長していく姿を見る中で、親の背中を見せる、ということの意味も強く感じるようになりました。特別なことを言うのでもなく、日々きちんと働くこと、約束を守ること、逃げずに向き合うこと、そういった姿を見せることが、親としてできる一つの責任だと思います。
 私には6年間続けている習慣があります。それは筋力トレーニングです。最初は体力づくりのつもりで始めましたが、続けていく中で、筋トレは単なる運動ではなく、継続する力や自分を律する力を鍛えるものだと感じるようになりました。
 ロータリーの奉仕の理念は、私にとって非常に共感できるものです。仕事を通じて社会に貢献すること、地域に役立つこと、人との信頼を大切にすることは、私がこれまで大切にしてきた価値観と非常に重なる部分があると感じています。
 これからロータリーの一員として、微力ながら貢献していきたいと考えていますので、今後ともご指導ご鞭撻をよろしくお願いいたします。