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2020年7月~12月
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本日のお話は、以下の4点についてです。
①国際ロータリー会長紹介
②第2750地区ガバナー紹介
③ロータリーのビジョン声明について
④行動計画(4つの優先事項)
★国際ロータリー会長紹介
ご存じのとおり、RIの会長として確定していたマリオ・デ・カマルゴ氏が、年度が始まる直前の6月に突然辞任するという事態が起こりました。
しかし3週間でフランチェスコ・アレッツォ氏の就任が決まり、非常にスピーディーな対応をされたなと感じました。フランチェスコ氏はイタリア出身で、ラグーザ・ロータリークラブ所属、歯科医でいらっしゃいます。
前マリオ会長エレクトが発表したテーマおよび方針については、継承するという発表がなされたので、地区内や各クラブにおいて大きな混乱に繋がらなかったのではないかと思います。したがって、今年度のテーマ「UNITE FOR GOOD(よいことのために手を取りあおう)」は継承するということになりました。
辞任された前マリオ会長エレクトは「増強」と「活性化」を強力に謳っていました。フランチェスコ会長に替わってからは、「会員維持」の重要性を謳っています。そのへんに若干の温度差があるのかなという気がしています。
重点的な取り組みとしては、以下の3つを掲げています。
①ポリオの撲滅
②会員の増強
③平和
★第2750地区ガバナー紹介
今年度の田中靖ガバナーは、東京小金井RC所属で、職業はRI会長と同じ歯科医でいらっしゃいます。
田中ガバナーが推進事項として掲げているのは、以下の3つです。
①ポリオの撲滅
②環境
③平和
★ロータリーのビジョン声明について
ここからは、RIが掲げている「ビジョン声明」と「4つの優先事項」についておさらいをしたいと思います。
ロータリーのビジョン声明:
「私たちは、世界で、地域社会で、そして自分自身の中で、持続可能な良い変化を生むために、人びとが手を取り合って行動する世界を目指しています」
★行動計画(4つの優先事項)
この「ビジョン声明」を受けて、以下の「行動計画(4つの優先事項)」があるわけです。
①より大きなインパクトをもたらす
②参加者の基盤を広げる
③参加者の積極的なかかわりを促す
④適応力を高める
【より大きなインパクトをもたらす】
財団などを積極的に活用して、単独で活動するのではなく、別のクラブなどとも協力して、よりインパクトのある活動を行っていこう、ということです。それによってマスコミなどに取り上げてもらえれば、ロータリーの存在を示すことができる、ということになります。
【参加者の基盤を広げる】
これは単に増強のことを言っているわけではなく、別の団体などと協力して活動することによって、ロータリーへの理解を深めてもらい、会員増強に繋げていこう、ということです。また「DEI」と言われるように、多様な会員構成によって基盤を作る、という意味も含まれています。
【参加者の積極的なかかわりを促す】
仲間として迎えられて大切にされていると感じられるような環境をクラブとして作っていく必要があります。やはり平等に扱うことが大事だ、ということに繋がるのではないかと思います。
【適応力を高める】
言うまでもありませんが、時代の変化への対応が必要であるということを表しています。
以上のようなことはご存じかと思いますが、これらの切り口で第2750地区の方針もまとめられていますし、各クラブにおかれましても、方針をまとめる際に、これらを念頭において作成していただいているということです。
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継続性を重視するという考えのもと、“3-Year Goals”というのを定めるようになりました。私の記憶では、単年度制だけでは良くないのではないか、3か年ぐらいの目標を設定しよう、というような話は10年以上前から出ていたように思います。ようやくここに来て定着してきたのかなという感じがしています。
せっかく作った計画ですから、会員の方と共有していただいて、進捗も確認しながら、必要に応じて修正するということも必要ではないかと思います。