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★7つのデジタル新潮流
ざっくり言うと、いま世界で以下のような7つぐらいの新しいデジタル技術が広がっているように思います。
★ CES 2026のテーマは〈どこでもAI〉
「CES 2026」の国・地域別の出展者数は、米国、中国、韓国が圧倒的多数で上位を占めており、日本はフランス、台湾に次いで6番目となっています。
今回のCES 2026のキャッチフレーズは、「AI Everywhere」で、「どこでもAI」が全体を貫くテーマになっています。主な注目分野には、以下のようなものがあります。
Agentic AI (自律的に動くAI)
Physical AI (ロボットなど現実を動かすAI)
Edge AI (クラウドに依存しないAI端末)
Smart Glass(AIを活用したウエアラブル)
Longevity (長寿・エイジングケア)
New Mobility(SDVや超小型モビリティ)
CES Foundry(AIや量子技術の実装)
特に昨年あたりから米NVIDIAのジェンスン・ファンCEOが「Physical AI」に喧伝しており、NVIDEAの時価総額は、今やアップルを追い抜いて4.6兆ドルとなっています。
そのPhysical AIの中で注目されているのが「ヒューマノイド」です。CESでも40社以上の企業がヒューマノイドを出展していました。中でも「ユニツリー」や「エンジンAI」など中国の企業が圧倒的に多くなっています。
ボクシング、ダンス、受け身、卓球などをするヒューマノイドや、AIを活用したパワーショベル、自動運転トラクターなどの展示がありました。
このように、リアル世界がAIやインターネットなどのデジタル技術によって劇的に変化しているのです。
★日本は有名ブランド企業が相次ぎ撤退
こういった展示会で、かつては日本企業が花形だったのですが、残念ながら日本はどんどん撤退してきています。アナログ時代のスタンドアローンの家電製品では良かったのですが、今の時代はネットワークと結びついた形の製品が主流となり、サービスやコンテンツを一緒に載せるような、付加価値の高いサービスを提供できる企業が強くなったからです。
その中でスマートホーム分野で世界をリードしているのが韓国企業です。サムスン電子は「SmartThings」のブランドで展開し、LG電子は「Affectionate Intelligence」として、家庭用AIロボットの「CLOiD(クロイド)」や「Q9」を投入しています。
日本の国際的プレゼンスが大きく損なわれたきっかけは、コロナ禍で展示会から撤退したことが大きく、その間隙を縫って元気のある中国や韓国の企業が入ってきて、日本の出る幕が無くなった、という構造になっています。
それでも頑張っている日本企業としては、ソニー、ホンダの本体はいなくなりましたが、子会社のソニー・ホンダモビリティが出展していました。またこれから期待が持てるという意味では、「TIER IV」「Shiftall」「mui Lab」といった日本のベンチャー企業が新しい顔ぶれとして出展していました。
★世界のデジタル見本市に見る日本の課題
★デジタル改革で急ぐべきこと