ロータリーについて

ロータリークラブは国際的な社会奉仕連合団体である国際ロータリー(RI)(本部:米国イリノイ州エバンストン)の会員として世界各地に存在する単位クラブです。
最初のクラブは1905年にシカゴで、シカゴ大火の後、弁護士ポール・ハリスが友人3名と一緒に1業種1会員を原則(この原則は現在では緩和されています)として設立した相互扶助クラブを起源とします。会員の事務所を輪番で会合場所としたことからロータリークラブと呼称しました。 ロータリー活動の特色はRIの提唱するロータリーの基本的理念 -使命・目標、中核的価値観- を世界中の全クラブが共有しつつ、各クラブが活動の主体としてそれぞれの運営組織や事務局をもち独自の運営を行っています。 ロータリーの年度は7月1日から翌年6月30日迄で、全ての役員任期は1年となっています。

ロータリーの目的

ロータリーの目的は、意義ある事業の基礎として奉仕の理念を奨励しこれを育むことにある。 具体的には、次の各項を奨励することにある。 1 知り合いを広めることによって奉仕の機会とすること。 2 職業上の高い倫理基準を保ち、役立つ仕事はすべて価値あるものと認識し、社会に奉仕する機会としてロータリアン各自の職業を高潔なものにすること。 3 ロータリアン一人一人が、個人として、また事業および社会生活において、日々、奉仕の理念を実践すること。 4 奉仕の理念で結ばれた職業人が、世界的ネットワークを通じて、国際理解、親善、平和を推進すること。 (RI定款第4条、標準クラブ定款第4条)

四つのテスト

以下の「四つのテスト」は1932年7月、シカゴのロータリアン、ハーバード・J・テーラーが商取引の公平さを確保する基準として提唱したことにはじまり、現在では世界中のロータリアンが、人々のあいだの尊敬と理解を育成する指針として用いられています。
四つのテスト
言行はこれに照らしてから 1. 真実か どうか 2. みんなに公平か 3. 好意と友情を深めるか 4. みんなのためになるか どうか
THE 4-WAY TEST
Of the things we Think, Say or Do 1) Is it the TRUTH? 2) Is it FAIR to all concerned? 3) Will it build GOODWILL or BETTER FRIEDSHIP? 4) Will it be BENEFICIAL to all concerned?

ロタリーの中核的価値

ロータリーは次の5つの価値観をロータリーの中核的価値観としています。
ロータリーの中核的価値観
・親睦(Fellowship) ・高潔性(Integrity) ・多様性(Diversity) ・奉仕(Service) ・リーダーシップ(Leadership)

ロータリークラブの現在

ロータリークラブ総数
世界 200以上の国と地域に 36,929クラブ    日本 2,205クラブ
RI地区の数
世界 520地区   日本 34地区
ロータリアンの総数
世界 1,181,107人   日本 83,480人
(世界2024.4.15 現在/日本2024.3.31現在)